
感染症対策
理美容師とお客様を感染症から守る会
理美容業界の感染症対策、啓発活動をしております。
理美容のプロには守るべきルールが国によって定められています。現実は、その必要性は理解されているものの、コストや時間などの問題により、対策がなされていないところも多いと感じています。
諸説ありますが、HIV感染症は数万人、B型肝炎は約300万人、C型肝炎は約200万人、合せて血中感染症のキャリアは約500万人で我が国の国民の35人に1人という統計があります。
そんな中、刃を日々利用する現場では、毎日、不特定多数の利用客が訪れる一方で、何らかのウィルスキャリアかどうかをお客様に確認することは不可能です。つまり、血液等を通じた感染トラブルリスクは常に目の前にあり、器具等を通じて従業員含め、他のお客様に感染する危険性が非常に高くなっております。
レザーに付着した血液やたんぱく由来の栄養源に菌がバイオフィルムを張ります。その上から通常の消毒作業を行っても汚染物は分解作用を受けずに洗浄の大きな障害になり、残留することが医療業界でも大きな問題となっています。
医療の世界で厚労省に推奨され、感染症ガイドラインに指定された特殊酵素を本業界の理容消毒方法に落とし込み、理美容感染症対策システムを確立しました。